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99.カンファレンスで得た最大の気づき

2015/11/10

先の日曜日に年に一度の
チームコーチングカンファレンス2015が
開催されました。

私がチームコーチングを仕事にして
まる3年が経とうとしていますが、
幸運にも毎年事例発表をさせて頂いています。
今年のカンファレンスの事例発表は

つい先日上場されたばかりの24000の郵便局を擁する日本郵便さん、
京都の老舗下着メーカーであるワコールさん、
そして
私が支援させて頂いているビジョンメガネさんの3社でした。

全ての事例発表には
チームコーチングを受けられたお客様(チームメンバー)も参加されての発表で、
生々しくもドラマチックなお話が展開されました。

私たちの発表では事前に
大まかな流れの打ち合わせはしていましたが、
中身に関しては、あらかじめ用意していた原稿を読むのではなくて、
自分たちの内側にある体験や気持ちをライブでお届けしようという事になっていました。

発表が半ばにさしかかり、
私の隣に立たれている
お客様がマイクを握られました。

『私たちの会社は一昨年、突然民事再生の適用を受ける事になり…
給料カット、ボーナス無し、人は減り仕事は増え、将来わからない、
そんな状況下で、現場の社員のみならず、管理職の私たちまでが当時被害者意識でいっぱいでした。
そんな中でチームコーチングが始まり、
それらを作り出したのは自分達なんだという事に気付き、当事者意識に目覚めました…
その後、最悪の状況から利益を出しV字回復を成し遂げました…』

隣にいた私は、思わず目頭が熱くなりました。

約1年半前の、チームコーチとして初めて組織幹部の皆さんとお会いした最初のセッションの、
なんとも重苦しい、どんよりとした空気を思い出すに充分な、
体験した人にしかわからない苦悩の2年間が凝縮された短いスピーチでした。

今回のカンファレンスの事例発表や基調講演の沢山の学びの中で、
私が特に再認識させられた事は、
組織は人であり、人の心、魂が最終的にはモノを言うんだな、
という事でした。
それは『絶対に諦めない精神』であり、
そういう心を持つ人材をどう育てるかが組織を引っ張るリーダーに問われている、
という事でした。

続きは次回にお話したいと思います。

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