73.聞き上手と質問上手の違い
2015/02/19
昨日のコーチング。
クライアントから、ある相談を聞き、
その問題解決のために、私は頭の中で、一つのコーチングモデルを選択して質問に入っていきました。
そのモデルは5つのステップで構成されていますが、一つ目のステップで、ある言葉にフォーカスしていくつかの質問をしました。
すると、クライアントが
『あれ?私って何を気にしていたのかしら。このテーマは問題でないことに気づきました。』
そしてコーチング終了。その間わずか6分くらいでした。
時々こういうことが起こります。
クライアントは、ある状況をぼんやりと「問題である」と認識していますが、
違う視点が生まれるような質問を行うことで、意味づけがガラッと変わったりします。
質問は、
仕方によってはクライアントの視点を変え、
様々な気づきを手に入れ、
クライアントが自ら問題解決していくパワフルな道具です。
聞き上手なことは、関係性を強化したり、相手の情報を得る上ではとても効果的ですが、
さらに効果的な質問ができると問題解決スピードを何十倍も早めることが可能となります。
人の可能性を開くコーチング。
旅は続きます。
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