72.職場をチームにする ①違う意見に対しての反応
2015/02/06
・お互いに遠慮し合っていて本音で話せていない
・個々の担当業務には責任感があるが、全社的な視点が無い
このような現状を抱えている組織はたくさんあります。
まずは本音で話し合うことが大切ですが、日本人の場合、
「波風たつなら自分が我慢しておこう」とか、
「相手の気持ちを害するかもしれない」といった理由で、
話し合いを避けがちです。いわゆる“逃走”の反応です。
ひどい時は、自分の部下に組織の不満をぶちまけたりする人もいますが、それでは前向きにやる気が上がることは難しいですね。
そして問題を共有し、解決策を決め、実行に移さないと、そもそもその問題はずっと放置され、人心が離れ、業績はもとより離職に繋がり、取り返しのつかないことになりかねません。
答えは簡単、まずは話し合うことですが、はなから自分は正しい、相手が悪い、と“闘争”モードで挑むともちろん上手くいきません。
全ての意見は「多様なものの見方の一つである」という前提をお互いに確認し合ってから、各自が考え思うことを『分かち合う』ことが大切です。
全ては一つのものの見方であると。
そしてその多様さに感謝して、求めるゴールには、どの意見やアイデア・視点が最適かを議論し合意できると、前進への準備は整いますね。
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