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62.可能性を広げるためのメソッド

2014/11/03

人はよく
自分や他人のある時のある一面の行動をみて
『あの人は○○だ』
とラベルを貼りがちです。

また、そのラベルや評価がその人の全てを表していたり、未来においても同じかのように思い込みがちです。

行動は一つの表れであり
その行動が何から来ているのか
価値観、信念、経験、役割、性格etc…

中でも、“生まれつきの性格”を探っていくものがMBTIという世界で最も使われている自己理解メソッドです。

生まれつきの性格とは、『父として』、『母として』とか男、女、上司、部下などの後天的な役割性格ではなく
生まれつきの“刻み込まれたもの”であり、
『心の衝動』とも言えます。

その心のパターンをMBTIでは16タイプに分け、自己理解の手助けをしています。
ここで誤解されたくないのは、タイプに分ける事が目的ではないという事です、そもそも複雑な人間の心理を16タイプしかありませんよ、と言っている訳ではなく、
大きくは傾向がありますね、
それが16パターンで、その基準から自己を深掘りしていくと理解しやすいですよ、としているわけです。

よくある人の性格をカテゴリーに分けて、『あるある、私にもそのクセが』
とか
『私はこのタイプだからこのように振舞うのは仕方がないんだ』
と言い訳にするようなものではなく、
また、
『ここが弱いから強化しないとね』と能力を見るものでもありません。

行動や能力を作ってきた様々なものの中の大きな要因の一つに『心の衝動、パターン』があり、
自己を深掘りするとは、ほとんど『無意識』に反応していることを『意識』することで、初めて自分が理解でき、自己の認知の仕方、行動や言葉の選び方に影響している心の衝動やパターンがわかってくる、というものです。

無意識はコントロールできないけれど、
意識する領域を広げることができれば、
自分がコントロールできる可能性が広がる、つまり心の動きから過去の自分を分析したり、未来を予想することで、自分の人生や他者との関わり方をより良いものするための、根本的かつバワフルなメソッドです。

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