5月、弊社で初めて求人広告を出した。
これまでは縁故採用ばかりだったので、弊社に広告で果たして応募があるのか、かなり心配した。

5月の2週目、ポツポツ、と応募が入り始め、書類選考、面接が始まる。
履歴書や職務経歴書に目を通し、応募者全員に興味が湧く。
どんな仕事をされてきたのか?
何を大切にしていて、どんな思いがあるのか?
弊社の理念を大切に考え実践できそうな人か?

全員と面接できれば、と思い、1人1人面接の日程調整を進め面接に入った。
思っていた以上に応募者の能力レベルが高そうで、会う人会う人に対し、
「この方はきっと仕事ができるだろうな」とか「この人は弊社に勤めたら大いに成長されるだろうな」
と思い始め、全員採用したくなる始末。
採用担当者から、

「代表、全員と会うのは時間的にも無理です。書類選考である程度選んでください」

と言われ、渋々書類選考でお断りする人も。
当然ながら不採用者も出てくるわけで、なんとも残念な気分になる。
しかし不採用の連絡もせねばならない。
弊社の在り方に立ち戻る。
採用にならなかった人1人1人に、私自ら全員に不採用の理由と思いを送る。
ほとんどの人が時間的に合わない理由が多かっただけに断腸の思いだった。

結局2週間で30人近く応募があり、予定の半分の募集期間で今回の採用活動は終了。

さて、6月より新しいメンバーが加わり新しい体制での理念実践の道が続く。

誠、を大切にし、お客様の見本となるべく。