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177.部下を活かす上司の姿勢

2018/02/28

職場でアイデアが出ない、
改善や変革も起こらない、
世の中の急激な変化に適応できてない、
売り上げは下がりつつある…

そんな状況を見かねて
心ある部下が変革の提案を上司にあげれど、
けんもほろろ、そんなことはしなくて良いとの返事に
部下はがっかりする…

最近、様々なところで聞く部下の立場の人々の落胆の声、
上司も感じているかもしれない。

俺の言う通りやっておればよい。
正解はこれしかない。
なぜできない?
なぜ変わらない?
何度言ったらわかる?
という「私が正しい」というトップダウンの考え方。

正解とは何か?
上司が思う成果・状態を作れていることではないか。

上司が望む品質・納期・コスト・売り上げ数字etc
その成果を作るための部下の自発性・積極性・当事者意識・スムーズなチームでの連携プレー・成果につながるアイデア

もし望む状態が作れていないなら、
部下の言葉に耳を傾け、尊重し、様々な視点を対等に出し合い、見えてない部分を見ようとする姿勢が上司に求められる。
ゴールを部下と握ることができたら、その達成までの道筋は柔軟に、そして部下のやり方で。

もしかしたら遠回りに思えるかもしれないけれど、
部下育成には必要なプロセスであり、
部下の自発性を尊重し、
部下の経験をできる限り尊重する。
権限委譲。

取れるリスクを計算し、
上司も部下もまだ見ぬ新たな成果・結果を作るための共創の姿勢が求めらる。

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