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156.次世代の組織モデルとは?

2017/02/14

あなたの会社組織はどのモデルに入りそうでしょうか?

今年新たに日本語訳がでる組織形態論の内容を先取りしてきました。
著者曰く、
世の中の組織は進化の過程をたどり、現在大きく5つのモデルに分類できるとの事。

1つ目は、
1人の長が支配する忠誠心と恐れを元にしたトップダウン型。
ストリートギャング型とも言われ、例えていうなら創業者がなんでも1人で決めてしまうような組織。
業績が良い時はまだしも、悪化し始めると人材流出が止まらず不安定な面もある。

2つ目は、
階層ピラミッド型。政府機関などがそうで、安定と複製化を手に入れ、階層の中で人は歯車と化す。
外的変化に弱い。

3つ目は、
今日の経営思考を支配している目標管理・能力主義の機械型。
イノベーションを起こし物質的豊かさをもたらすも、基本は成功がお金と評価で測られ、
本当は不要なものまで、もっともっとと求めさせるようなイノベーションも生み出している。

4つ目は、
親密さと調和・絆を元に価値共有する家族型。
NPO組織などがそうで、権限委譲や全ステークホルダーの利益までも追求し活性化する一方で、
構造が階層ピラミッドのままの事が多く、大切にすべき価値観と現実との分断が起こり機能不全になる事もある。

そして最近現れつつある5つ目は、進化型と言われるもの。

社員1人1人が真正の自己を発見、セルフマネジメントを通してエゴを乗り越え全体と繋がり今を柔軟に対応する組織モデル。
人間性経営とも言われ、実例では最近話題になったザッポスやAirbnb、エバーノートなど、
上司・部下の従属関係のないフラット・分散型・非階層型のホラクラシー組織などもその1つの現れと言えるでしょう。

ここではどれかのモデルを否定したり、自社を単純化して枠にはめ込むという事ではなく、
自社組織の分析を行う1つの切り口として考えてみる。

そして、
人工知能やロボット革命など、人類の歴史的大転換期が来ていると言われる今日、
生き方・働き方も大きく変わる事が予測され、真に人を活かす経営の実践が緊急となりつつあるのではないでしょうか。