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155.あなたの職場の“誇り”とは?

2017/02/09

朝の連続テレビ小説“べっぴんさん”は私のささやかな楽しみの一つ。

と言っても頭の中は仕事と切り離すことはできず、
物語の中で語られる、人生や仕事における“大切なフレーズ”を探しています。

もちろんフィクションですが、実際のモデルがあり、
今回はベビー・子供服メーカーのファミリアの創業の頃のお話を元にしていて、
きっとこの時代はこんな暮らしや人々がいただろうな、
そして時代の荒波にこうして乗り越えて行かれたんだろうな、
なんて共感や想像力をかきたてられながら物語に入り込んでいきます。

今週も考えさせられたフレーズがありました。
まもなく死を迎えることを悟った主人公の親が子に、そして孫に送る最期の言葉でした。

「おまえの人生は輝いとる。
大勢の人を笑顔にできる生き方やなんて そうそうないで。

おじいちゃんな、
そんな生き方をしているお前のお母さんが誇らしいんや。
嬉しゅうて嬉しゅうてしょうがないんや、親として。
さくら(孫)にも
光り輝く人生を送って欲しい」

子を誇りに思える親。
とても幸せな事でしょう。
しかも、その誇りの対象は
金持ちになったとかではなく、
大勢の人を笑顔にしている“生き方”に対して。

現代の親や大人は、子や若い人たちにどのようなメッセージを送っているでしょうか?

良い大学に入って大手に勤めて安定しなさい?
それとも
人の役に立って自立しなさい?

『多くの人が笑顔になる生き方』を子供に勧める親の話を、
私の不勉強のせいかあまり見聞きしません。

誇りに思える生き方。

何を誇りに思うか。

職場に誇りはあるか。

人生や仕事に重ねて
あらためて問うてみました。

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