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79.変化は内側で続いている

2015/04/03

桜満開の季節。

本日の夜からは本格的に天気が崩れ、花散らしの雨になるそうですね。
とても残念です。
しかし、仕事柄か、ふと、全く違う視点で考えが巡ることがあります。

花びらが散った後の桜の木はほとんど見向きもされませんが、
私は近所を散歩する時に時々眺めています。

桜の木は
5月になると鮮やかな緑の葉に覆われ、
夏を過ぎて、秋になると葉が散り、
冬になると枝と幹しか見れなくなります。
やがて年が明け、再び芽が膨らみ、
ちらほら花がつき咲き始め、そして満開ー。

このような移ろい・変化は当たり前かもしれませんが、
1年間同じ木を見続けていると、
あの枯れたような茶と灰色の木から、
薄いピンク色の美しい花が一面に咲くことに
驚きを隠せません。
木の内側では、次の春の訪れに備えて
着々と変化は継続しているということですね。

組織変革や人材育成の仕事をしていて気になることは、
例えば
過去の様子や今の状態だけで
「この人はこういう人だ」「ダメだ」と
マイナスのラベルを貼ってしまいがちなことです。

人の外面に表れる言動や態度だけでラベルを貼ると、
人が成長する機会を奪いかねません。

人の内側にある変化のプロセスに目をやる。

どうしたら花が咲く方向へ向かうか、
その人の花がやがて咲くことを信じて、
こちらが適切な水や光や肥料になれるか、

どのように接しようか、
どのように声をかけようか、
どのように問うてみようか、
それを行う自分自身は相手にどのように映っているのか、
自分の生き方や在り方はどうかー。

人が育ち、
その人なりの花を咲かせることは
もちろん本人の努力も必要ですが、
育てる側もそれ以上に学習・探求していく必要が
おおいにありますね。

育てるのではなく
育てられる

教えるのではなく
教えられる