仕事の合間を縫って
１ヶ月半ぶりに糸満の現場に戻りました。

すでに草木が伸びて、道がわからなくなりつつある中を、
たくさんの蜘蛛の巣をはらい、蔓につかまり崖を下ったり登ったり。
自然の匂いと、木々が折れ草を踏みしめる音、時折吹く丘の風。

観察力と想像力をフル稼働させ、決断して壕に入っていく。
あっと言う間に汗が吹き出し、
様々なことが頭の中をよぎる。
迷いと向き合う時間。

海外のジャングル、海の底、
戦没されたご先祖様約113万柱が未だこの国に還られていない。
お迎えを待たれています。