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236.「人財」の違和感

2023/04/04

JOB-生きる・お金のために
CAREER-成長・キャリアステップのために
CALLING-使命感

仕事の意味も3つあると、とイエール大学のレズネフスキー教授が言ったけど
今の新人はキャリア思考が強いとも聞く。

JOBもCARRERも要は自分(自利)志向。
CALLINGの世のため・人のため(利他)志向が中心になるにはまだまだ時間がかかりそう。

ところで「人材」の事を最近は「人財」と呼ぶ会社が増えた。
従業員が組織の材料的意味合いから金銭的意味合いに変わったということか。

これもなんだか違和感がある。
お金は大事だけど、お金にフォーカスし過ぎか。

約30年以上前に世に出た「ビジョナリーカンパニー」ではすでに例証されていたこと。
“富・利益の最大化は企業の目標の一つにすぎず、基本的価値観や理念も数字と同じように大切にしている企業は
利益優先企業よりも高収益である”と。

考えてみたが、「人在」なんてどうか。
人が今ここに在る、存在理由の在。
我が社の人在は〇〇な在り方であって⋯なんて会話に出てくる日常風景。
そして人の在り方をベースに戦略を練る。

「在り方」重視の企業が増えたら、「人財」なんて言うより余程様々な問題が減るように思う。
結果高収益になる可能性が高まるのは容易に想像がつく。

新年度が始まったこの4月。

新入社員に何を伝えるのかはとても大切です。

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