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150.人材育成は『上』から

2016/12/14

昨日、1年間チームコーチング支援をさせて頂いた会社の社長から
「人材育成は自分たち経営幹部から行わないといけませんね。」
というお話を頂きました。

まさに。

弊社では様々な会社の現場に入り、チーム支援をさせて頂く中で、
半年から1年かけて、その職場チームの体質改善を行います。

具体的には
「受け身である・当事者意識が低い・次のレベルへの成長がない」から、
「自ら目的・目標に向けて戦略を立てて自律・自走・学習ていく」支援となりますが、
時々、組織の上層部ではなく、中間層だけの変革依頼があります。

そんな時、中間層は変化・成長したけれど、そのレベルに上層部がついていけない、
変化・成長した部下たちの可能性を活かしきれないことが起こることがあります。

戦略的思考・チームの動かし方・会議の進行の仕方、
コミュニケーションの取り方、PDCAの定着など、
変化の起こったチームとその上層部との昔ながらの効果的でないやり方や意識面との間に
ギャップが生じます。

変化を活かし、部下からも学ぼうとする上層部であれば部下チームも活かされますが、
旧態然とした上層部のやり方・考え方で、ねじ伏せてしまうこともままあるのが現実です。

弊社では、リーダーシップ開発を目的として、
まずはチームコーチングで職場チームの体質改善を行い、
その後にリーダーに必須の在り方とスキルを扱う研修
(コーチング・ファシリテーション・プレゼンテーション)を
オリジナルで提供させて頂いていますが、

これらを最も必要とされるのは
実は経営者であり、経営幹部である、
という思いが、現場に入るたびに確信に変わってきています。

自らも含めた経営幹部の育成に取り組む企業が増えることが、
社員を活かすための最も近い道ではないでしょうか。

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